2008年05月19日
初級システムアドミニストレータ
初級システムアドミニストレータ(しょきゅう―、Systems Administrator Examination)とは、独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センターが行っている、情報処理技術者試験の中の一つ。略して初級シスアドとも呼ぶ。
初級シスアドは情報処理の分野だけでなく、製造、サービス、建設業、運輸など、あらゆる分野において応用が効くとされる。これは、エンドユーザコンピューティングがコンピュータの小型化、低価格化の進展によりあらゆる場面で活用される状況が発生しているためであり、今後のユビキタスコンピューティングの進展には必須の資格とも言える。
業務効率の向上・改善を目的とし、現状業務における諸問題を把握・解決するために、担当する業務の情報化を利用者の立場から推進する(エンドユーザーコンピューティング、EUC)役割がある。
1994年秋期より導入された区分であったが、その際は単にシステムアドミニストレータという名称だった。1996年に上級システムアドミニストレータが試験区分に加わった際、現在の名称になった。また、人気の増大により受験生が著しく増えたため、1999年より春期にも試験が行われるようになった。
役割と業務
利用者側において情報技術に関する一定の知識・技能をもつ者であり、担当する業務の情報化を利用者の立場から推進するために、次の役割を果たす。
現状業務における問題点を把握し、情報技術を活用してその解決を図る。
必要とする情報システムの一部構築とその支援を行う。
情報システムの提供者側に対する利用者の意見や要望を提起する。
情報システムの運用環境とシステム利用環境を整備する。
期待する技術水準
利用者側において、担当する業務の情報化を利用者の立場から推進するため、次の知識・技能が要求される。仕事の進め方を把握し改善策を考えるためのシステム思考能力、それを支えるDFD、ワークフローなどの手法やコンピュータの活用法に関する知識をもつ。情報システムの開発・利用について、ヒューマンインタフェース設計、テスト及びシステム運用に関する知識・技能をもつ。パソコンやネットワークに関する基礎知識をもつ。業務において表計算ソフトやデータベースソフトなどのツールを操作・活用できる。パソコン導入・運用・管理における実務的な知識・技能をもつ。パソコンの様々な使い方やパソコン利用環境・オフィス環境に関する知識をもつ。情報化推進のための話し方・文書の書き方・ビジュアル表現方法に関する知識をもつ。
試験は年に2回、春期(4月第3日曜日)と秋期(10月第3日曜日)に行われている。合格率は28%前後。 受験者は一年に10万人を超えていて、人気が高い。国家資格なのに、年齢や実務経験などといった受験資格の制限が全く無いことも特徴的。 14種ある情報処理技術者試験の中では、難易度が一番易しい。 難易度をパソコン検定(P検)で比較すると、準1級と2級の間に初級シスアドがあると言われている。 初級シスアドの上位には、情報セキュリティアドミニストレータと上級システムアドミニストレータがある。
受験者は高校・大学生から20代の若い人が多いものの、基本情報技術者試験ほど20代に集中してはおらず、30代以上の層も少なくない。近年では、60歳代や70歳代など高齢者の受験や、10代の受験も僅かながら増加している。平成19年、情報処理推進機構の審議会で一部が新試験のITパスポート試験に移行し、残りは基本情報技術者試験に統合再編する方針。平成21年度春期を最後に当試験の廃止を予定している。
2007年06月01日
上級システムアドミニストレーター
上級システムアドミニストレータ試験
上級システムアドミニストレータは、ユーザ企業において、業務の中でどのように情報技術を活用すべきかについて判断するために必要な知識・技能をもち、情報化リーダーとして業務改革・改善を推進する者とされます。
上級システムアドミニストレータは、企業・組織のビジネス活動、業務活動の中心的役割を果たす立場にいて、業務改善と情報化に関するPDCAサイクルを主導します。
つまり、経営戦略、ビジネス戦略を理解したうえで、業務システム及び情報システムの面で、業務モデル、業務プロセス変革の企画に参画するとともに実施計画を立案し、実施環境を整えたり、新しい業務モデル、業務プロセスの具体的な実施内容を作成し、改革の活動を指導することも行ないます。
また、新しい活動の効果を評価し、更なる改善にフィードバックさせることも求められ、情報化戦略が経営戦略を実現させる大きな要素となっている中、上級システムアドミニストレータは、業務遂行側の立場で、情報技術を生かした業務革新の提案、必要となる情報システムの実現、新システムの活用・評価の担い手として、次の幅広い知識・経験・実践能力が要求されます。
経営、マネジメント、情報技術に関する全般的な知識をもち、ビジネスの動向、情報技術の動向を正しく捉えられる。
電子商取引などの情報技術を活用した最新経営技術動向、情報技術動向を理解し、業務モデル変革の企画立案に参画できる。
業務モデルの策定、理解に当って、幅広い視点、視野を持ち、全体としての最適ソリューションを考えられる。
情報システムの提供者側との検討の場において、ビジネス、業務、システムを抽象化し、適切な機能モデルを作成できる。自企業・組織の現状や業務を、他社状況、市場状況などを踏まえて正しく分析し、問題点を明確にできる。
といったことも要求される重要な立場の資格です。
上級システムアドミニストレータは、ユーザ企業において、業務の中でどのように情報技術を活用すべきかについて判断するために必要な知識・技能をもち、情報化リーダーとして業務改革・改善を推進する者とされます。
上級システムアドミニストレータは、企業・組織のビジネス活動、業務活動の中心的役割を果たす立場にいて、業務改善と情報化に関するPDCAサイクルを主導します。
つまり、経営戦略、ビジネス戦略を理解したうえで、業務システム及び情報システムの面で、業務モデル、業務プロセス変革の企画に参画するとともに実施計画を立案し、実施環境を整えたり、新しい業務モデル、業務プロセスの具体的な実施内容を作成し、改革の活動を指導することも行ないます。
また、新しい活動の効果を評価し、更なる改善にフィードバックさせることも求められ、情報化戦略が経営戦略を実現させる大きな要素となっている中、上級システムアドミニストレータは、業務遂行側の立場で、情報技術を生かした業務革新の提案、必要となる情報システムの実現、新システムの活用・評価の担い手として、次の幅広い知識・経験・実践能力が要求されます。
経営、マネジメント、情報技術に関する全般的な知識をもち、ビジネスの動向、情報技術の動向を正しく捉えられる。
電子商取引などの情報技術を活用した最新経営技術動向、情報技術動向を理解し、業務モデル変革の企画立案に参画できる。
業務モデルの策定、理解に当って、幅広い視点、視野を持ち、全体としての最適ソリューションを考えられる。
情報システムの提供者側との検討の場において、ビジネス、業務、システムを抽象化し、適切な機能モデルを作成できる。自企業・組織の現状や業務を、他社状況、市場状況などを踏まえて正しく分析し、問題点を明確にできる。
といったことも要求される重要な立場の資格です。
情報セキュリティアドミニストレータ試験
情報セキュリティアドミニストレータ試験(SS)
情報セキュリティアドミニストレータの対象者は、情報セキュリティに関する基本的な知識をもち、さらに情報システムのセキュリティポリシーの策定及びその実施、分析、見直しを行う者です。
情報セキュリティアドミニストレータの役割は、情報セキュリティ管理の現場責任者として、情報セキュリティに関する企画・実施・運用・分析のすべての段階で、物理的観点、人的観点及び技術的観点から情報セキュリティを保つための施策を計画・実施し、その結果に関する評価を行う業務に従事します。
具体的には、情報資源の洗い出し、脅威分析、リスク分析を行い、組織体におけるセキュリティ管理のターゲットを示す情報セキュリティポリシの策定や、情報セキュリティポリシーに則って、それを実現するための技術の選択と適用を行ないます。
また、運用に関するガイドラインの策定や、一般利用者教育、管理対象から出力される各種情報に従って、セキュリティ侵犯がないか常に監視、侵犯発生時には対策を講じることが求められ、情報セキュリティポリシ策定時のレベルを維持できるよう適切な措置をとらなければなりません。また、セキュリティ侵犯事象の根本原因を追求し、改善策を策定する。といったもので、情報セキュリティアドミニストレータには、情報セキュリティ確保・管理を遂行するために、高い知識や技能が要求されます。
情報セキュリティアドミニストレータの対象者は、情報セキュリティに関する基本的な知識をもち、さらに情報システムのセキュリティポリシーの策定及びその実施、分析、見直しを行う者です。
情報セキュリティアドミニストレータの役割は、情報セキュリティ管理の現場責任者として、情報セキュリティに関する企画・実施・運用・分析のすべての段階で、物理的観点、人的観点及び技術的観点から情報セキュリティを保つための施策を計画・実施し、その結果に関する評価を行う業務に従事します。
具体的には、情報資源の洗い出し、脅威分析、リスク分析を行い、組織体におけるセキュリティ管理のターゲットを示す情報セキュリティポリシの策定や、情報セキュリティポリシーに則って、それを実現するための技術の選択と適用を行ないます。
また、運用に関するガイドラインの策定や、一般利用者教育、管理対象から出力される各種情報に従って、セキュリティ侵犯がないか常に監視、侵犯発生時には対策を講じることが求められ、情報セキュリティポリシ策定時のレベルを維持できるよう適切な措置をとらなければなりません。また、セキュリティ侵犯事象の根本原因を追求し、改善策を策定する。といったもので、情報セキュリティアドミニストレータには、情報セキュリティ確保・管理を遂行するために、高い知識や技能が要求されます。

